築50年の実家をスケルトンリフォーム
少し先のシニアライフを考え、友人が多く住む町へ帰りたい。
生家に戻ることを決めました。
今は2階にも行けるけど、いずれ2階に上がるのは億劫になると思うから。
いずれは1階で全て過ごせるようにしたいのです。そんな思いをカタチにしました。
このリフォームは、築50年の躯体の腐り、捻じれ、割れ、不陸を直し躯体を補強しながら
そして、気密施工をしました。冷暖房エネルギー漏れによる住み心地の低下はほぼなく
高性能住宅に生まれ変わりました。
高低差を利用した通風と、エアコン6帖用1台での全館空調計画で、とても過ごしやすい室内環境です。
南側の窓からの日差しも暖かく、高所窓からのぞく青空や緑がとても素敵で癒されます。
間接照明を多用しましたので、落ち着いた照明計画となっています。
冬は床下エアコンなので床も暖かくなり、高価な床暖房設備はいりません。
夏は小屋裏エアコンを稼働させ吹き抜けを利用しながら家全体を涼しくします。
住み始めてからも設備交換などは安価でコスパ最強な住まいとなりました。
増築・改築
リノベーション
竣 工:2023年
建築地:千葉県柏市
建築の概要
シニア世代のお住まいです。
友人が多く住む町で、楽しくシニアライフを過ごせる住まいにしたい。
庭いじりも楽しみたい。
すっきり整頓した住まいにしたい。なのでジャストサイズな造作家具を作成しました。
お掃除が大好きなので、お手入れしやすい床にしたい。
木の温かみをアクセントに取り入れています。
建築のポイント
高断熱・高気密・高耐震の家
許容応力度計算
耐震+制震
第一種熱交換換気
住まいのデータ
Ua値:0.33 C値:0.58 Q値:1.02